前回の続きです。
診断結果は「前庭神経炎」とのことでした。
「前庭神経炎」は簡単に言うと...
「めまいを繰り返さない、耳鳴りのないメニエール病のようなもの。」でしょうか。
私は少しホッとしていました。
あのめまいはもう起こらない
それだけで救われた気がしました。
ただ、とりあえずは通院はして下さいとのことでした。
1週間ほど仕事を休み、復帰しました。
...少し話はそれますが、
今、体に不調があるけれど、仕事が忙しくてなかなか病院に行けない方。
今すぐ病院へ行きましょう。
明日ではなく、「今」
あなたが社長であったとしても、あなたがいなくても仕事はまわります。
自分がいなきゃ、仕事がまわらないと思うのは傲慢です。自意識過剰です。
個人事業主でも同じことです。
ワーカホリックなど、今は死語です。
結局、「働ける体」がなければ終わりなのですから...
復職した私は営業から外れ、内勤になりました。
なんとか体調も少しずつ回復し、少しずつ内勤にも慣れ始めた頃
初回のめまい発作から約2か月後
...悲劇が繰り返されます。
日曜日の夕方、そろそろ食事でもしようかと思ったその時
ざわざわざわざわ、と
また、あの感覚です。
全身に悪寒が走り、汗が出はじめました...
「まただ...」
一瞬でわかりました。めまいがくると。
このころはまだ頓服ももらってなかったので、とりあえず横になりました。
あの時と同じめまいが来ました。マジか...
ただ前のように取り乱さず、ただただ、めまいが治まるのを待ちました。
そして
その翌日だったかな?
病院にいき、主治医と話したところ...軽~く
「メニエール病だね。」ですって。
えー!
この時はさすがに、「なんだよヤブ医者!」って思いましたよ。
前庭神経炎じゃねーのかよ!って...
でも今はしょうがないと思っています。それくらい診断が難しい病気なんです。
なんかもう、体中の力が抜けました。悪い意味で。
健康だけがとりえだったのに、とりえがなくなってしまった。
今度は1カ月ほど仕事を休みました。
体より、メンタルがきつかったです。何もやる気が起こらない。
ここで、私の仕事に対する考えがガラっと変わりました。
今までは、仕事というものは
食べていくために必要なもの。仕事があるだけ幸せ。仕事なんだから辛くて当たり前。
仕事なんだから...
でももう、違う。
やりたくなけりゃやらなくていい。何とかなるよ。
結局「健康な体」があればなんでもできる。
元気があればなんでもできるって、本当の事だって思う。
シンプルだけどその通り。
...1カ月休んでさらに1か月後まためまい発作が起きました。やっぱ来るんだね。
今度は仕事中に...
とりあえず上司に報告し、前兆があったので頓服(トラベルミン)を飲んで、面談室のソファで横になりました。
何人かが出入りしたようでしたが、知ったこっちゃありません。動けないのですから。
2時間位してから
...少し治まったかな
動けるうちに帰りました。
一度動くと不思議と動けます。逆に止まると辛いです。
信号待ちとかね。
定期的にこんな思いをするのかと思ったら、もう嫌になってきました。ホント...
毎日毎日ググり続けましたよ。この頃はまだ本気で治そうとしてましたから。
コーヒーは一日2杯まで、
塩分は控える、
睡眠は最低でも8時間...
中でもメニエールに有効とされている
「有酸素運動」
今まで運動なんてほぼやらなかった私が、ウォーキングを始めました。
まあ、1日20分位ですがね。
あと体操とか、軽い筋トレ。
メニエールに良いとされているものは、ほぼほぼ試したんじゃないかなあ。
そしてその結果...
次回に続きます。
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