以前「中学生の頃の親友の話」と言う記事を書きました。
要約すると、中学生のころ親友と思っていた同級生から、突然無視されるようになり、結局卒業まで口をきいてもらえなくなり、現在に至る…と言う、ありがちで、青臭くて、恥ずかしくて、他人にとってはどうでもいい、どうしようもないお話でした。
…昔の私の記事って、本当にわけのわからない、自己満足のお恥ずかしい記事が多いので、この記事も消そうと思っていたのですが、めんどくさくて、なんとなくそのままにしていました。
ですがこのお話に、少し進展があったので、何故かまたお伝えいたします。
私には小学生の頃にも、とても仲良くしていた友人がいました。ややこしいので、この友人の事を「小親友」とさせていただきます。
ある日、ふとした事からこの小親友の事を思い出し、今、どうしているんだろうと、ネットで検索してみました。彼は珍しい名前だったので、何かわかるかも知れないと思ったのです。
すると見事にFacebookがヒットしました。小親友の写真が沢山ありました。面影あるなあ…などと眺めていると、なんとつい最近、小学校の同窓会があったようでした。そしてその時の写真の十数名の中に、以前記事にした、中学生の頃の親友(「中親友」とさせていただきます)の姿もありました。
小親友と中親友と私は同じ小学校でした。まだ2人は繋がりがあったのですね。
その繋がりのおかげで、中親友は現在、とある町でお店を開いている事がわかりました。ネットの力は凄いですね。
ふと私は、中親友に会ってみたいなと思いました。ただただ無視された理由をずっと知りたかったからで、特に恨みに思っているわけではありません。未だにこの件で、私は夢にみますから。
でもすぐその考えは打ち消しました。
…まるでストーカーじゃん。気持ち悪い。
そう思い、中親友に会いに行くのは一瞬でやめる事にしました。
そして、なんとなく、その同窓会の写真をぼんやり眺めていると…ちょっとした事に気が付きました。
写真の中の人物達は皆、小学生の時は、学年でも中心的な人物ばかりでした。所謂スクールカーストの上位の人。1軍ですね。そりゃそうですね。同窓会なんて、その頃がピークだった人たちが、企画して集まるわけですから。はい。当然私は2軍でした。はい。
ですが、なぜか私の1番仲の良い親友は、1軍の、それもリーダー格でした。思い返してみれば、高校生の時もそうでした。1番の親友はリーダー格で人気者。小、中、高と親友だった人物はリーダー。何故なんだろう?
そして私の中で1つの結論がでました。
ひょっとして私は、ただの「引き立て役」だったのではないか。親友と思っていたのは私だけだったのではないか?なんだったらむこうは、私を子分位に思っていたのではないか?
特に、使い走り等をやらされた記憶もありませんが、そう考えると辻褄が合うんですよね。小中高と、親友がリーダー格だった事が…
私よりヒエラルキーの下に位置する人もいたけれど、それだとわざとらしい。それこそ子分に見えてしまう。リーダーは好感度も大事。何をやっても中の下くらいの私は、比較対象としてはちょうど良かったのではないだろうか…なんて悲しいお話(笑)。数十年経って気が付きました。
いや、本当はずっと前から気が付いていて、無意識に考えないようにしていただけかも知れない。ひょっとしたらこのお話、結構あるあるなのかも知れない。
何故無視したのかなんて、むこうは覚えてすらないかも知れませんね。会いに行かなくて良かった…やはり、過去は振り返らない方が良い。
ありがちで、青臭くて、恥ずかしくて、他人にとってはどうでもいい、どうしようもない、独りよがりのお話。