こんにちは。今回は…
皆さんはメニエール病であることを、周りの方々に話していますでしょうか?
ご家族はさすがにご存じかと思いますが、
例えば職場の方々…
知人の方等に。
なかなか話しにくいですか?
…私は話しています。
今の職場は移動してきた日の朝一の朝礼で。
右耳がはっきり聴こえないこと。めまいを起こすことがあること。めまいを起こすと動けなくなること…等。
上司にはもっと細かく、今の治療の状況も話しています。
病状にもよりますが、ちゃんと話していた方がいいと思いますよ。
聞かれたら答えるではなく、自ら話した方が良いと、私は思います。
上司はともかく周りの同僚なんかは、むこうからは絶対聞いてきませんよ、気を使って。
私は早速、今の職場に移動してから3か月後位にめまいを起こしました。
動けなくなった私を、ソファがあるところまで連れて行ってくれたり、周りの人たちが連携して助けてくれました。
嫌なことも多々ありますが、あの時ばかりは助かりました。
メニエール病であることを話していなければ、きっとみんな困惑していたことでしょう。
周りに迷惑をかけたり、気を使われるのが嫌ですか?
お気持ちはわかります。
が!
メニエール病であり、会社員として働く以上
遅かれ早かれ、
必ずまわりに迷惑はかけます。
不可避です。
私はそう思います。
仕方のないことです。むしろ突然発作を起こすのであれば、事前に伝えておくべきだと私は思います。
あなたにとっても良いことですよ。
これはあくまで、私の考えなんですが…
あなたがメニエール病であることを、職場の同僚に話したとします。
で、その後、あなたに対する態度が変わった人がいたとします。
変によそよそしくなるとか…
そんな人とは、こちらから距離をとりましょう。
例えば、貴方が会社で回転めまいを起こしたとします。
普段はそれほど仲良くないけど、真っ先に助けてくれた人がいたとします。
その人は今後、あなたの財産になると思います。
緊急時にこそ、その人の本当の人間性が見えてくると私は思います。
…前の職場(営業部)で、私がメニエール病と診断され、1カ月ほど会社を休んだ時、
それまではたいして仲も良くなかった同僚が、とても心配してくれて、毎日のように連絡をくれました。そして仕事のフォローもしてくれました。
その人とは今はもう違う会社ですが、いまだに連絡を取り合っています。数少ない友人の一人です。
…つまり
向こうから教えてくれているのです。
貴方が今後、付き合っていくに値する人物かどうかを…
信頼に値する人物かどうかを…
…私が昔、まだメニエール病ではなく、営業の駆け出しだったころ…
仕事中、車で事故を起こしました。
事故と言っても、渋滞中私が止まっていたところに、ちょこっと後ろから追突されたのです。10対0で向こうの過失でした。事故自体は大したものではありませんでした。
で、ほぼ車に傷もないのですが、会社に一応報告の電話をいれるわけですよ。
そうすると…
職場の一人は、第一声
「大丈夫?けがはない?相手の人は平気?」
って、まず体の心配をしてくれました。
が、しかし
その時の上司は、第一声…
「今日のお客さんのアポイントはどうした?」
って、私がその日行う仕事のアポイントしか気にならない様子…
嘘でもまず俺の体の心配しろよ!
仕事の件はその後だろ!
数秒で済むことなのに…だから人望がないのですよ。
…立場上仕事の心配をするのは仕方ない?何の責任も取らないくせに?
心からがっかりしました。もともと期待はしていませんが…
結局営業所で何もしていない上司は、その日私の仕事のフォロー等一切してくれませんでした…
コイツはたぶん、私が川で溺れていても助けてくれないだろうな…
人が溺れていても、自分が濡れる事のほうが嫌なんだろうな…
…その時、私はそんなことを考えていました。
…この2人のうち、どちらが自分にとって大切にすべき人か、子供でもわかりますよね?
こういった緊急時、その人の本当の人間性が出るわけですよ。
結局その時の上司は、
「そういう人」
でした。
この日から、私はこの上司とは距離を置くことになります。
…こうやってわざわざ向こうから教えてくれるわけです。
貴方が大切にすべき人かどうか。
あ、でも過度に他人に期待してはダメですよ。
…うきわは投げてくれても、飛び込んでまで助けてくれる人は、そうそういませんから…
少し話がそれましたが、そう言うことです。
周りの人には周知しておきましょう。
私はそのほうが良いと思います。
今回はここまでです。
では、また。