結論から先に申し上げますと…
「可能性は低いが完治はする。ただし条件や見解はそれぞれである。」
やっぱりこんな感じになっちゃうんですよ。一概に言えないんですよ。
ここで言うメニエール病は完全なメニエールの場合とさせていただきます。内耳に内リンパ水腫を認められている場合。
それ以外のドクターから診断だけされているタイプ(蝸牛メニエール含)は、すいません、わかりません。
ただ水腫がないのであれば治癒する可能性は高くなるのではないかと考えます。早期に治療に入っていればの話ですが…
それよりまず、メニエール病でない可能性も、まだあると思います。
ただ、管理人を含めて、内リンパ水腫を確認されている方の場合は、グッと完治する確率は下がるでしょう。難聴、耳鳴りに関しては、ほぼ無理と言っても良いのではないでしょうか。悲しいですが。
正直管理人は、画像診断で内リンパ水腫を確認し、そこから寛解し、水腫も消滅し、耳鳴り、聴力も含めて完治まで持って行った方を知らない。
いるかも知れませんが…
そもそも…
メニエール病においての寛解と完治も、はっきりした定義はないわけですよ。
メニエール病は基本、発作期と間歇期を繰り返す病気です。
一般的には間歇期に入り、今までの間歇期の長さの最長をこえて寛解とし、そこからしばらくの間、症状がでなければ完治…みたいな感じみたいですけど。
これも何を持って完治とするのかは、おそらくドクターによって違うのだと思います。
要は曖昧なわけです。
だから考え方によって完治はする!
とも言えるかもしれませんね。
造影MRIや中耳加圧治療も、まだまだたかだか一般的に始まって数年…
改良される可能性もあるし
あるいはもっと違う治療法が出てくる可能性はおおいにある、と、私は思います。
だから私は
「進行を遅らせる事」がとても大切だと考えます。
この際、進行する、しないの議論は置いといて…
諦めてはいけません。
諦めたらそこで止まってしまうんですよ。
自身が止まると病気は進むんですよ。
だから、可能性がたとえ低くても完治を目指す事が重要だと思います。
…結局最後は精神論ですね