結局メニエール病は「何の」病気なのか

「耳の」病気です。

以前私は、メニエール病は生活習慣病ではないと言いました。

メニエール病は耳の病気です。極端な言い方をすれば、外耳炎や中耳炎と同じ仲間です。私はそう思っています。

メニエール病は、内リンパ水腫が原因で起こる病気で、内リンパ水腫ができる原因が今のところ「不明」なのです。

だから医師によって内リンパ水腫ができる原因が、ストレスであると言ってみたり、生活習慣であると言ってみたり、体質だと言ってみたり、ウイルスだと言ってみたり...するわけです。

もちろん医師によって、確信はあるのだろうとは思いますが、原因が不明である以上、言い切ってしまうのはどうかなと、個人的には思うのです。

なので今、メニエール病は何の病気かと言えば、強いて言うなら耳の病気としか言いようがないわけです。

メニエール病はわからないことが多い病気ですし、診断基準も曖昧です。ものすごく広い範囲で捉えてメニエール病と診断する医師もいますし、医師がメニエール病だと言えば、診断基準を超えて、メニエール病になってしまいます。誤診と言えば誤診だし、そうでないと言えばそうでないのです。

医者でも何でもない、ただの患者が何を言っているんだと思われるかも知れませんが、

それを言ってはお終いです。患者目線でしかわからない事もあるのです。